開催情報

第71回 治療共同体について考える会 のご案内

〜2024年度 文献学習 のテーマ「治療共同体の概念を知る」〜

次回の「治療共同体について考える会」は・・・

 日時:2024年4月13日(土) 14:00〜17:00

 場所:オンライン(Zoom)

   初めて参加を希望される方は、メニューの「お問い合わせ」からご連絡ください。

 内容:

★「文献学習」のみの参加も可能ですが、「リフレクティブ・グループ」まで通して参加されることをお勧めします。

①文献学習(14:00~15:45)

Steve Pearce and Rex Haigh (2017) 「The Theory and Practice of Democratic Therapeutic Community Treatment」の「PART2: Concepts」p30~33を学習し、ディスカッションします。

②リフレクティブ・グループ(16:00~17:00)

「参加者の臨床現場における体験をグループで共有し、参加者と患者/クライエントとの関係、スタッフ間の関係、そして、その臨床現場で何が起こっているのかなどについて考え、理解を深める時間」です。

 

よりよい支援・治療につながるようリフレクションできたらと思います。

皆さまのご参加をお待ちしています。


◉開催日程(Web開催+時に対面開催)

2024年度の日程(9回)開催時間 14:00~17:00 

 *8、11、3月を除く第2土曜日。基本はWeb開催。9月のみ対面開催予定

2024年4月13日(土)・5月11日(土) ・6月8日(土) ・7月13日(土) ・9月14日(土)*対面開催予定・10月12日(土)12月14日(土)・2025年1月11日(土)2月8日(土)


◉2023年度に取り上げたテーマ

今年度のテーマ「治療共同体の歴史を学ぶ」

  • 「日本における治療共同体の取り組み」(1986年の集団精神療法学会誌掲載論文から)
  • 「日本における治療共同体の取り組み」(1970年の論文を読んで考える)
  • 「日本における治療共同体の取り組み」(1977年の論文を読んで考える)
  • 「イギリスの治療共同体におけるスタッフ・サポートとトレーニングについて」
  • 文献学習:Steve Pearce and Rex Haigh (2017) 「The Theory and Practice of Democratic Therapeutic Community Treatment」Preface ~ PART1:HISTORY

◉2022年度に取り上げたテーマ

  • 「治療共同体のスタッフに求められるもの」
    • TC Practitioner Competencies Framework
    • Service Standards
    • 4. Joining & Leaving
    • 5. Therapeutic Framework
    • 6. External Regulations
  • 「古賀さんはイギリスで何を体験している?」
  • 「今後の研究会の内容とその方法」
  • 「日本における治療共同体の取り組み」(1986年の集団精神療法学会誌掲載論文から)

◉内容

 「治療共同体」を軸にして一緒に考えてみよう!と思う人が集まって、それぞれの臨床現場での現状や問題意識を出し合い、会の持ち方を相談しながら実施しています。

 自分の臨床現場を利用者が安心して治療に取り組める空間にするにはどうしたらよいかについて、「治療共同体」の考え方や実践例を参照しながら考えています。日々悩んでいること、変だなと思っていることを言葉にしてみることは、新たな気づきにつながるかもしれません。

 どのような内容でも参加者が「リフレクトする空間」になるように進めています。

 

★取り組む内容を検討しながら実施しています。ぜひご提案をお願いします。


◉場所

 新型コロナウィルス感染症対策として2020年6月からはオンラインで開催してきましたが、2023年度はオンライン開催を基本とし、年1回は対面で開催する予定にしています。

1.Web開催 Zoomを使用

2.対面開催 大阪経済大学 70周年記念館(A館) 4階42教室

〒533-0011 大阪市東淀川区大桐2-8-11