「治療共同体について考える会」は、2016年1月から活動を始めました。


 生活や活動を共にする入院やデイケア、施設などが、心理的回復や成長が可能な環境となるためには、どのようなことが必要かについて「治療共同体」を軸に勉強し考える会です。

 入居や、入居に近いセッティング、つまり何らかのコミュニティ*が形成された中で行われている精神的ケアが、より精神療法的に行われることが可能となる環境について、諸外国の取り組みを勉強し、日本の現状を確認し、それぞれの臨床現場での体験を振り返り、私たちに何ができるのか、その可能性を探ることを目指しています。  

*:精神科病院・デイケア・児童養護施設・情緒障害児短期入所施設・老人施設など

 


治療共同体」とは

 病院や病棟、施設やデイケア等を一つのコミュニティと考え、個人精神療法や集団精神療法のみでなく、それ以外の日常の活動、例えば、料理、掃除、レジャーなどを重視し、その中で起こる様々なできごとを全体で共有し、患者や利用者とスタッフが一緒に考え、対処しようとするアプローチ。